法律相談「SNS に事実と違うことが書かれました。対応策を教えてください!」
【本日のご相談】
都心のオフィス街でカジュアルなダイニングを経営しています。
若者向けの雑誌で紹介されてから、近くの大学に通う学生さんの来店も増えました。
学生の男女6人組のお客さまがいらした時のことです。
お酒が入って盛り上がったためか、大声を出したり、余興のようなことをしだしました。
他のお客さまに迷惑になるため、私から、静かにしていただくようお願いしたところ、素直に受け入れてくださいました。
数日後、レストランの口コミサイトを見ると、自店のことが悪く書かれていました。おそらくあの時の学生の男女6人組のお客さまだと思います。
静かにしてほしいと伝えたことは事実ですが、明らかに事実と違うことが悪意を持って投稿されていました。
どのような対処をすれば良いでしょうか。
(オーナー 40代 男性)
【石崎弁護士の回答】
ネット上の誹謗中傷については、非常に多くのご相談を受けています。
結論からいうと、なかなか対応が難しいのが実情ですが、整理してみたいと思います。
まず、明らかに虚偽であったり、誹謗中傷になるようなことを書き込めば、民事上の不法行為に該当しますし、ひどい場合には、刑事上の偽計業務妨害罪が成立する余地もあります。
第三者の運営している口コミサイトであれば、管理者に連絡し、その書込みの閲覧を一時的に停止したり、削除を求めていくことになるでしょう。
このご相談への石崎弁護士の回答の続きは、飲食店で働く人のための情報マガジン「明日のレストラン」〜石崎先生のよくわかる法律相談〜でお読みいただけます。
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