株式会社てっぺん 代表取締役 和田裕直氏
・株式会社てっぺんのご紹介
株式会社てっぺんは「夢とありがとうを通し、日本中を明るく元気に」という思いから、大嶋啓介が設立した企業です。居酒屋事業を中心に、フィットネス事業、サウナ事業、仕入れ事業などにも力を入れています。現在は私が事業を承継し、第二創業期を迎えています。
また、大きな声で自分の夢や目標を語ること、「本気の朝礼」でも知られています。
・法律事務所フードロイヤーズに顧問を依頼したきっかけ
社長に就任して最初の決算で従業員の横領が発覚しました。当時現金会計がほとんどだった飲食業では、少なくないトラブルだと思います。ただ、当時は相談相手がいなかったので、対応の方法には困っていました。そこで飲食業に特化しているという法律事務所フードロイヤーズを紹介してもらい、相談をしました。
一緒に現地の三重県に行き現地調査をするなど、献身的にサポートをしていただきました。そんなこともあり、その後知り合いの飲食業経営者から相談を受けた際にも、迷わず法律事務所フードロイヤーズを紹介しましたね。
・法律事務所フードロイヤーズに普段相談していること
普段相談していることは、やはり人の問題が多いですね。トラブルがあった際に限らず、未然に防ぐための相談もさせてもらっています。
飲食業のノリや勢いでは解決できない部分ですから、相談できることで非常に助かっています。
石﨑先生:最近は、SNSで法律に関する知識をつけている社員も少なくありません。弁護士からすると、中途半端な知識で誤った主張をしてくることも少なくないので、弁護士の立場から適切な対応をしています。
先生のおっしゃる通りですね、近くに相談できる弁護士がいるというのは本当に心強いです。
石﨑先生が飲食店をやっているのも大きいですよね。飲食店でよく起こるトラブルをカバーしていただいていることも助かっています。横領、退職者、労災など、特化しているからこそすぐに相談し、すぐに対応いただけると思います。
最近の飲食業界を見ていても、経営の厳しさはどんどん増しています。原価の高騰、人件費の高騰、家賃の高騰など対処すべきことはどんどん増えています。
その中で、法律事務所フードロイヤーズには経営者の痛みをわかってもらえていると感じます。最近は、現場からトラブルの電話が来た際に、少し整理をしたらすぐに石﨑先生に電話をするという流れになっています。すぐに相談できて、まさに心の支えですね。
石﨑先生:弁護士に相談が必要なことは後ろ向きな守りの話が多いですよね。飲食業の経営者様は、攻めが強い方が多いと思います。一方で経営の守りの部分は、弁護士に任せていただきたいと思っています。餅は餅屋といいますが、知らない領域はすぐに相談していただければと思います。そうしていただくことで、対処に悩むトラブルも、水先案内人として解決に向けて先導できます。
・まだ顧問弁護士がいない社長へのメッセージ
法律事務所フードロイヤーズはいわばブレーキです。ブレーキが壊れていたら、怖くてアクセルが踏めませんよね。仮に踏めたとしても危なくて仕方ありません。飲食店には必ずブレーキ機能をつけるべきだと思います。
石﨑先生:ブレーキの重要性を感じつつ、なんにでもブレーキをかけるということはしないように気を付けています。ブレーキばかりをかけてアクセルが踏めなければ本末転倒ですから、本当にかけるべき時にかけ、あとはハンドリングのサポートとなるように気を付けています。
これからの時代、人のトラブルはどの飲食店でも必ず起こると思います。そうしたリスク対策をすることは、経営者として必須の役目だと思います。
石﨑先生:確かに勢いで行ってしまう経営者様はいらっしゃいますよね。私もちょっと大丈夫かな、と思う時があります。弁護士からすると危険だなと感じるケースもありますね。
繁盛店でも、経営のやり方を誤ってどんどん縮小してしまったというケースもあります。経営者が変わらなければいけない時代だと思います。飲食業経営者は「心」が素晴らしいのですが、「心」では何とかならない部分はあります。ここを弁護士にお願いすることが重要ですね。