惣菜、デリ、仕出し、弁当屋
惣菜、デリ、仕出し、弁当屋の経営においては、下記のようなトラブルやお困りごとはありませんか?
●アレルギー食材を表記せず販売したところ、お客様が体調を崩してしまった
●持ち帰りの場合、どのような許可を受ければよいのか分からない
●UberEats(ウーバーイーツ)や出前館を利用しているが、配達を巡ってトラブルになった
惣菜、デリ、仕出し、弁当屋は、外食ではなく中食というテイクアウトの業態になります。いわゆる飲食店とは異なる問題が起きますので、特有の問題を押さえておきましょう。ここでは、飲食業界を専門に取り扱い、多くの紛争を解決してきた弁護士が、惣菜、デリ、仕出し、弁当屋の経営者や店舗責任者が知っておくべき、法律知識について解説します。
【よくあるトラブル①アレルギー食材を表記せず販売したところ、お客様が体調を崩し、慰謝料を請求された】
惣菜、デリ、仕出し、弁当屋惣菜いわゆる飲食店とは異なり、中華やラーメン店は、油を使いますから、床が非常に滑りやすくなっています。最近は、女性客も多いですが、女性は、ヒールなどを履いているため、転倒した場合、大けがに至る場合も少なくありません。
どのような場合に、お店が責任を負うかは、個別の事案に即して考える必要がありますが、大まかには、転倒するような危険な状況だったか、お店としてそれを予見し、予防できたか、お客さん側に過失がなかったかといった点が問題になります。具体的には、床材などが同業他社と比べても一般的なものを使っていたか、定期的に掃除していたか、床が滑るなどのクレームはなかったかなど、一度確認してみましょう。1000万円近い損害賠償が認められたこともありますので、万が一、トラブルが発生した場合には、すぐに弁護士にご相談ください。